再エネ導入拡大に向けた ”flexible market” の重要性


◆本文は GreenTech Labs ニュースレター登録者限定となりますので、関心ある方はまずこちらからニュースレター登録申請をお送りください。記事閲覧用パスワードをお伝えいたします。
◆すでに登録されている方は、以下の「Enter your password…」欄に閲覧用パスワードを入力の上、「Submit」ボタンを押してください。


エネルギー&環境領域で活躍する人と知見を繋ぐインタビュー:第13回
再エネ導入拡大に向けた ”flexible market” の重要性

今回は、重電メーカーで系統制御関連システムを開発する部署にお勤めの方にお話を伺いました。2017年から2年間アメリカへMBA留学をされた際には、経営学のみならずイノベーションの手法についても学ばれたということで、現在取り組まれている新規事業開発のお仕事の話や、MBAで学ばれたイノベーションに必要なデザイン思考の手法についてなど、お話を伺いました。

インタビューハイライト ”今回の金言”

  • 新規事業開発のテーマとして現在注目しているのは、今後の益々の再エネ導入量の増加を見据えた 系統混雑の問題。個人的には、配電レベルのDER活用・取引に関心がある。海外でも特に欧州では実証が盛んに行われており、例えばUSEF (Universal Smart Energy Framework)という組織によって”flexibility market”という名前のDER活用市場に対する共通フレームワークが既に検討・公開されている等、送配電系統の混雑解消や需給バランスの調整などを目的としてDERを活用していこうという動きがある。
  • デザイン思考の具体的な手順は、①問題を見つけるために当事者に話を聞き、②ヒアリングに基づいて得られた問題点を列挙して、③それらを関連付け、解決策を見出す、というのが一連の流れ。特に①は当事者の立場に立って感じるというのがとても重要なポイント。また、③の問題点を関連付けする作業に於いては、同じような知識・経験を有する人たちだけで集まると考え方が似ており偏ってしまうので、なるべく様々なバックグラウンドの人と議論するというのが大事。
  • 自分の代から意識を変えていかなければならない、という強い想いがある。お客様の望むものを作るだけではなく、フロントからの提案により次世代の電力システムの在り方を創造するのに一役買っていきたいと思っている。特に、最近では世の中に追随出来ていない企業は大企業であれ淘汰される事例が多数あり、そのスピードも加速している中で、まずは自分自身と周りの意識を変えなければいけないという危機感が強くある。

以下、ゲストのプロフィールならび本文です。

Protected Area

This content is password-protected. Please verify with a password to unlock the content.


この記事に関してのお問い合わせやご相談は、以下のフォームからお送りください。内容確認の上、事務局にてできる限りの対応、回答をさせていただきます。

記事タイトルを入れてください(正確でなくてOKです。どの記事のことか分かれば大丈夫です)
1. 〜 3. から選んでください。インタビュイー(ゲスト)の方に連絡を取りたい場合は、2. を選択ください。
2. インタビュイーへの連絡希望の場合は、記入いただいた内容を事務局で確認の上、転送含めて対応させていただきます。
フォームの回答内容は、GreenTech Labsにて管理、取扱いを致します。 インタビュイーへの連絡希望の場合は、記入いただいた内容を事務局で確認の上、インタビュイーご本人への転送ならび連絡先の共有を含めて、対応させていただきます。この点を確認いただけましたら、上のチェックボックス [同意した] にチェックしてください。

記事執筆日: 2020年8月12日

執筆責任: GreenTech Labs