エネルギー&環境領域で活躍する人と知見を繋ぐインタビュー:第10回
英国スタートアップからの挑戦者 ~テクノロジーを使って日本のエネルギー業界に変革を起こしたい~
今回は、英国のKiwi PowerというDR(デマンドレスポンス)事業に取り組むスタートアップで活躍されたあと、昨年より日本のフィンテック企業でプログラマーとして活動されている方のインタビューをお届けします。英国のDR市場について、また日本のエネルギー業界をテクノロジーで変えていきたいという強い思いを語っていただきました。一般公開記事です。
インタビューハイライト 「今回の金言」
- 日本のエネルギー業界は、市場も制度もこれから充実化していくところでポテンシャルがあると思っています。もっと能力を伸ばして、テクノロジー、アプリケーションの世界から日本のエネルギー業界の難しい課題を解決したいです。
- 基本的には、どんな需要側リソースでも使えると考えて問題ありません。短時間であれば、意外と止められる設備は沢山あります。但し、採算性を考えると、収益を高めるために供出可能なkWが大きいリソースを活用すること、コストを低減するために制御通信・メータリングの物理環境が既に整備されていることが大切です。
- Carbon Intensity(二酸化炭素排出量)の可視化という取組み自体が直接ビジネスに繋がっているわけではないのですが、技術データがあってそれを可視化することで、初めて根拠をもって政策に働きかけることができます。適切な政策が導入されると、それに呼応してソリューションが出来てくる、というサイクルがあると考えています。このサイクルを回すために、収益化が見通せていなくても技術データを可視化することは重要であり、アカデミックの貢献領域はこういう部分にあります。
本日のゲスト:Fraser Toothさん @Moneytree
英国スコットランド出身。2017年~2019年までKiwi PowerというDR事業に取り組むスタートアップでハードウェアエンジニアのリードを務める。2019年に来日し、今はフィンテック企業でプログラマーとして勤務。将来は、日本のエネルギー業界でスタートアップに挑戦することを熱望。
―― これまでのご経歴について教えてください。
私は英国スコットランド出身で、ストラスクライド大学で電気・機械工学を専攻していました。再生可能エネルギーに強い興味があり、大学では風力発電タービンの研究をしていました。大学卒業後は、英国南部に移り、建築の設備設計エンジニアとして電気工事や照明、空調設備等の施工設計を行う仕事をしました。その後、2017に、英国中心にデマンドレスポンス(以下、DR)事業を展開するスタートアップのKiwi Powerに入社し、サポートエンジニア、IoTプロダクトマネージャーを務めたあと、最後はハードウェアソリューション全体のリードの役割を果たしてきました。まだ比較的歴史の浅い市場ということもあり、市場設計に関する規制機関調整等の仕事もありましたので、DR市場含むエネルギー市場全体の仕組みついても、色々と勉強をしました。
その後、Kiwi Powerを退職し、2019年に日本にやってきました。日本のDR市場にはポテンシャルがあると思っており、本当はエネルギー業界で働きたかったのですが、残念ながら、私はまだ日本語を十分に使いこなすことができないため、英語で仕事ができるフィンテック企業のMoneytreeで働くことになりました。エネルギー業界では、英語で仕事ができる良さそうな会社を見つけることが出来なかったのです。プログラミングを自在に操れるようになり、テクノロジーでエネルギー業界を変えていきたいという思いを持っていますので、プログラミングスキルを向上しながら仕事ができるという意味でもMoneytreeは魅力的な仕事であると思っています。
―― 日本に来ることを選んだのは何故でしょうか?
私の妻が日本のことが大好きで、日本語も堪能であったために、私自身も日本に強い興味を持っており、いつか来たいと思っていました。日本に移住してもっと勉強したいと考え、PhDを取得するために東北大学に入学しました。色々事情があって東北大学は途中で辞めることになったのですが、PhDのテーマも政策と技術の両面から DRで家庭のアセットをいかに活用することができるか、という課題に取り組みました。
今はプログラマーとして仕事をしますが、日本のエネルギー業界は、市場も制度もこれから充実化していくところでポテンシャルがあると思っています。もっと能力を伸ばして、テクノロジー、アプリケーションの世界から日本のエネルギー業界の難しい課題を解決したいです。プログラミングはコードクリサリス(Code Chrysalis)(※参考1)でフルスタックプログラミングの勉強をしました。また、プログラミングだけでなく日本語ももっと勉強する必要があり、今は、週に2回、日本語のクラスにも通っています。
―― 英国で勤めていたKiwi Powerについて教えてもらえますか?
Kiwi Powerは、分散型電源を活用したDRの事業を展開するスタートアップであり、今では10カ国1GW以上のDERを扱っています。SMEs(Small and Medium-sized Enterprises)を中心に、太陽光発電からエアコン、家庭用電池など幅広い設備を束ねていますが、負荷容量の大きいポンプ設備等がDR用リソースとしては有用です。
英国ではTSO(Transmission System Operator)であるNational Grid ESOが市場を保有・運営しており、広域での周波数調整市場やバランシング市場を運用しており、その中でDSR(Demand Side Response)も調達・活用されています。世界的に見ても、英国の周波数調整、バランシング市場の規模が大きい理由としては、英国は再生可能エネルギーの比率が大きく、中でも特にインバランスを起こしやすい風力発電の規模が大きいことが挙げられます。DRはリソースとして工場や病院の緊急電源向け自家発も有しており、慣性力を保有しているという点も優れているところです。またNational Gridの広域市場だけでなく、Western Power Distributionが運営しているFlexible Power市場にように、地方の配電会社が地域配電網の混雑管理のために運営するDR取引市場もあります(※参考2)。
Kiwi Powerのビジネスは、大きく6つの収益機会(Balancing Mechanism, Wholesale Energy Markets, Ancillary services, Peak price management, Constraint management, Capacity market)(※注釈1)を対象にしています。当時はAncillary services市場のFFR(Firm Frequency Response)という単一商品のみで取引していましたが、今は取引価格も下落し、単一商品では収益性を確保できなくなりました。現在はトレーダーも加わって複数市場で多様な取引をしています。
また個々のDR設備から最大限の価値を引き出す必要があります。市場で未取引の容量が小規模にでも残っていれば、それらを束ねてバーチャルパワープラント(以下、VPP)として活用することができますし、卸電力市場で取引しながら、バッテリーを充電したり等、個々のリソースの使い方もとても複雑かつ重要です。
―― 住宅で使えるDRリソースとしては、どういった設備が挙げられるのでしょうか?
どんなリソースでも使うことができますが、例えば揚水ポンプなど、負荷の大きい設備の方が経済性を確保しやすいです。使い勝手が良いのは蓄電池ですが、住宅のお客様で蓄電池を保有しているケースはレアでした。家庭用蓄電池をDRリソースとして活用する際には、Dynamic型のFFRで使われているケースが多いですね。
また一般需要家をDRのリソースとして活用する場合は、初期工事を上手く低コストに抑えなければ収益性の観点で厳しくなるケースが多いです。Kiwi Powerでも需要家内の機器制御のために専用のIoTボックスを設置する必要がありました。Kiwi PowerのIoTボックスは約1万円だったのですが、設置工事そのものの電気工事が10万円程度ですので、導入費用全体に占める比率が大きいのは設置工事の費用です。後から個別に設置工事だけのために、現地作業員を送り込もうとするのはお客様の心理的抵抗も大きくなりますし、コストも高くなりますので、収支が合わなくなります。
Kiwi Powerは需要規模の大きい設備を保有しているSMEsへのサービス提供がメインとなります。産業需要家、地下鉄、上下水設備等はポンプ設備を保有していることが多いですし、英国の場合、病院は例外なく非常用発電機を保有しています。200MWほどの規模の発電機を保有しており、法律で年間5回のテスト稼働が定められているのですが、市場での取引に活用することで法定テスト稼働を実施したとみなすことが出来ます。オフィスビルも必ずエアコンやチラー設備が付いているため、それらもリソースとして活用することが可能です。
インドア農業にも相応規模の光源が入っていますので、これもDRリソースとして使えます。スーパーマーケットにある冷凍庫など、短時間であれば支障なく止められる設備も対象に含めることが出来ます。一方、太陽光発電の場合、FIT収入との組み合わせであるため、出力を落としてしまうとFIT収入が減少することになり、使い方は複雑になります。
基本的には、どんな需要側リソースでも使えると考えて問題ありません。短時間であれば、意外と止められる設備は沢山あります。但し、採算性を考えると、収益を高めるために供出可能なkWが大きいリソースを活用すること、コストを低減するために制御通信・メータリングの物理環境が既に整備されていることが大切です。
―― EV充電器はDRリソースとして使われていないのでしょうか?
EV充電器もDRリソースとしては優れているし、ポテンシャルは大きいです。初期に設置されたEV充電器はDR信号を受けられる実装になっていないケースも多く、使いたくても使えなかったのですが、今はだいぶ状況は変わっているのではないでしょうか。双方向充電ができるEV充電器が増えれば、一層、利便性は向上します。EVバスも良いですよね、計画的に充電してくれるので、DRという視点で見ると非常に使いやすいリソースです。
英国においても、EVの導入台数は増えてきており、地方でもテスラのEVを買いたいという人も増えているのですが、配電系統が脆弱すぎるために多くの家庭が十分な出力のEV充電器を設置し始めると容量的に耐えられないという課題も見られるそうです。過去にMy Electric Avenueというプロジェクトが実行され、EVが特定地域にまとまった量導入された際の地域配電系統への影響を検証し、レポートも発行されています(※参考3)。都市部であれば、こうした配電系統の容量、混雑等の問題はないのですけどね。
―― 需要の上げ方向と下げ方向があると思いますが、設備による差異はどうでしたか?
病院の非常用発電機は常時停止しているものですので上げ方向です。蓄電池は上げ下げ、どちら方向でも使うことができます。蓄電池にも色々種類があり、フライホイールや水素製造等のリソースもありました。国や地域によって上げ下げどちらが多く出るかという傾向もありまして、英国も上げ方向が多かったですし、再エネ比率の大きいドイツでは消費者に対しては需要の上げ方向に指令が出ることが多いです。
―― 制御する設備によって、物理的なインターフェースが全く変わってくるのではないかと想像していますが、実際はどのように構成しているのでしょうか?
ON/OFFのみのスイッチというのが一番シンプルで使いやすいインターフェースですね。バイナリ信号を送り、リレー用の接点を経由して電力の入り切りを行うという形です。それに比べて水道システムで使われるポンプ設備等は段階的な負荷制御が可能です。産業機械等を制御する際にはPLC(Programmable Logic Controller)(※注釈2)という制御ユニットが既にあり、Modbus(※注釈3)で通信するケースも多いです。この場合には、単なるON/OFFでなく、幅のある制御内容(例えば、1V刻みで0~10Vなど)を自由に設計して、入力仕様として割り付けられます。便利ではあるのですが、初期設定・メンテナンスは大変になりますし、誤制御を起こさないよう注意は必要です。それ以外の形態として既にBEMSを導入している需要家の場合には、既存のBEMSシステムに連携することもあります。
―― 日本でも英国で電池を使ったVPP事業で成功しているMoixaのような企業が進出していますが、こうした企業は直接的な競合に当たるのでしょうか?
Moixaは蓄電池を使ったVPPをやっており、彼らのように蓄電池設備もプラットフォームも自社で保有するプレイヤーからすると、DRプラットフォームだけを提供するKiwi Powerとパートナーを組むことは考えられませんので、当然競合する側面はあります。ただ、Kiwi Powerは優れたリソース制御技術を前面に押し出しSaaSモデルを展開したり、営業チームを持たないなどビジネスモデルを工夫したりすることにより、直接的な対立は避けつつ、拡大してくることができました。DRプレイヤーとしては有名なEnerNOCはきっちりと営業要員を確保するスタイルでしたし、一見同じ事業ドメインに見えても、アプローチはそれぞれ異なっていると感じます。
―― 今はMoneytreeに勤務されているとのことですが、日本の会社で働くのはどうでしょうか?
今はMoneytreeというフィンテック企業でプログラマーとして働いています。Moneytreeは、社長も豪州出身の方で、日本の会社という雰囲気ではありません。社員全体のうち日本人は半分ほどしかおらず、プログラマーについては、日本人は20%で、他国から働いている人もいます。残業もないですし、とても仕事がしやすい環境だと感じています。私は日本語の勉強がしたいのですが、職場の日本人の同僚からは英語を使ってくれと言われるので、日本語がなかなか上達しないという課題はあるのですが(笑)。
実は英国から日本に来る時には、伝統的な日本企業は非常に働きづらいという情報があり、就職先は慎重に選ばなければならないという思いを持っていました。日本の大企業は意思決定に時間がかかり、ちょっとしたことを決めるにも多くの人の説得が必要と聞いていました。私は自分のビジネスをしたり、挑戦・冒険したりことが好きなタイプで、そういう環境には馴染まないと思っていましたので、就職の候補企業の方とお話する際には、こういう意思決定をしようとしたら、何人の方から許可を得ないといけないですか?という質問をするようにしています。互いの信頼関係があり、必要なKPIを設定すれば、意思決定に時間をかけなくても良いと思っていますので、新たな取組みがどんどん進められるような会社の方が私の性には合っていると感じます。日本のエネルギー業界でも、そのうちプログラミング技術を使って新しいことに挑戦したいと思っていますが、出来れば自分でビジネスをやりたいです。スタートアップが向いている人もいれば、大企業が向いている人もいると思っており、優劣の話ではなく、単に個人の性質、相性の問題だと思っていますけどね。
―― Fraserさんは、環境志向は元々高かったのでしょうか?また、英国全体的に人々の環境意識は高いということなのでしょうか?
そうですね、私は元々、環境志向が高く、再生可能エネルギーが好きです。また日本でも「袋はいりません」という言葉は最初に覚えました(笑)。ロンドンにいたときには、LETI(London Energy Transformation Initiative)(※参考4)という環境保全、脱炭素社会の実現に向けた非営利団体にも所属しており、レポートを書いたり、ロビー活動をしたりもしていました。英国は環境意識が高い人も多いですが、全員というわけではなく、あまり気にしてない人もいますよ。ただ、Kiwi Powerで一緒に働いていたメンバーはみんな、環境問題に対する意識も高く、パッションを持っていました。
National Grid ESOがオックスフォード大学等と協力して作っているCarbonintensity.org.uk/(※参考5)というウェブサイトがあるのですが、ここでは地域別に発電起因のCarbon Intensity(gCO2/kWh:二酸化炭素排出量)の将来数日分の予測推移のデータを作り、公開しています。分かりやすくいうと、地域別・時間別に電気の色(発電電源種、二酸化炭素排出量)が見えるようになります。APIも開発して、96時間先までの予測値データを開放し、開発者が自由にCO2低減のためのアプリケーション開発に活かすことを狙っています。私は、これは非常に良い取組みだと思います。
Carbon Intensityの可視化という取組み自体が直接ビジネスに繋がっているわけではないのですが、技術データがあってそれを可視化することで、初めて根拠をもって政策に働きかけることができます。適切な政策が導入されると、それに呼応してソリューションが出来てくる、というサイクルがあると考えています。このサイクルを回すために、収益化が見通せていなくても技術データを可視化することは重要であり、アカデミックの貢献領域はこういう部分にあります。昨今の航空機の温室効果ガス排出を問題視する声にしても、まず可視化からスタートしています。英国にはElexon.ioという卸電力市場の取引情報等を取り扱う団体があり(※参考6)、ここが多様なデータを公開しており、発電種別の約定量等のデータもここから得られます。
IKEAのような環境意識、サステナビリティ志向の極めて強い企業は何由来の電気を使っているか気にしています。また、Carbon Intensityのデータを活用して、Alexaに「今私はどれくらいグリーンな電気を使っているの?」と質問すると、例えば「今あなたが使っている電力の構成は、風力:55%、原子力:18%、太陽光:12%、ガス:5%で、CO2排出係数は53gCO2/kWhです。」と答えてくれるようなアプリケーションを作っている会社もあり、こういったサービスはアーリーアダプターには響くのではないでしょうか(※参考7)。データを実生活上で可視化をすることで感情的なレベルで人々に影響を及ぼすことが出来るようになるかもしれません。ちなみに、私がLETIにいた時には、Carbon Intensityの低減インセンティブを感じる政策導入が必要であるという主張をしました。太陽光発電は〇ポイントで、調整力も備えた再エネ電力は〇ポイントなど、この組織にいたときには、立場上、やや強弁な主張を展開していました(笑)。
一方、データを悪い方向に使われると、グリッドに問題を引き起こす可能性だってありますし、皆が純粋に低炭素社会の実現のためにデータを有効利用してくれるかどうかは分かりませんからね。データの可視化、オープン化は大切なプロセスですが、慎重に行う必要もあると思います。
(終わり)
【参考情報ならび注釈】
参考1 Code Chrysalis:
https://www.codechrysalis.io/
参考2 Western Power Distributionが、地域配電網の混雑管理を目的に運営しているDRリソースの取引が可能な市場:
https://www.flexiblepower.co.uk/
参考3 My Electric Avenue:
http://myelectricavenue.info/
参考4 LETI(London Energy Transformation Initiative):
https://www.leti.london/
参考5 英国の地域別のCarbon Intensityの予測推移を公表するウェブサイト:
https://carbonintensity.org.uk/
参考6 卸電力市場の取引情報等を公開する非営利団体:
https://www.elexon.co.uk/
参考7 Carbon Intensityデータを活用したAlexa用のサービスを提供しているOctopus Energyのウェブサイト:
https://octopus.energy/blog/alexa-how-green-is-energy/
※注釈1 Kiwi Powerの事業ドメインとなる6つの収益機会:
- Balancing Mechanism:当日のゲートクローズ(実需給の1時間前)後の余力を活用し、実需給の断面での需給調整リソースを調達する市場。
- Wholesale Energy Markets:電力量(kWh)を取引する1日前市場ならびに当日市場。価格変動しているため裁定取引等による収益化の機会を見込むことができる。
- Ancillary services:National Gridが運営する周波数調整市場ならびに予備力市場。文中で引用した初期の収益手段の中心であったFFRは周波数調整市場に該当。
- Peak price management:価格シグナルに応じて取引量を調整することにより、コスト低減し、収益を最大化。
- Constraint management:容量余力の少ない地域配電系統の混雑管理の最適化を目的に、需要側リソースを活用する市場。地域配電会社により運営されている。
- Capacity market:卸電力市場で取引される電力量(kWh)でなく、将来の供給力(kw)を取引する市場。発電設備だけでなく、需要側リソースも参画可能となっている。
※注釈2 PLC(Programmable Logic Controller):
リレー回路の代替装置として開発されたシーケンス制御用の装置でエレベーター、ボイラー、製造機械など、自動機械の制御に活用される。プログラムによりソフトウェア制御を実現するため、複雑なシーケンス制御を実現することができる。
※注釈3 Modbus:
PLC向けに策定されたシリアル通信のプロトコルであり、スマート工場化等の進む昨今、ありとあらゆるシーンで活用されている。
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記事執筆日: 2020年6月24日
執筆責任: GreenTech Labs