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エネルギー&環境領域で活躍する人と知見を繋ぐインタビュー:第14回
海外から見た日本のエネルギー業界の課題
今回は、海外のエネルギー系スタートアップにお勤めの方にお話を伺いました。1社目に入社した日本企業でのカナダ企業との協業をきっかけにカナダへ移住を決意、その後日本とカナダを行き来しながらグローバルにエネルギー領域やブロックチェーン分野のエキスパートとして活躍されています。現在取り組まれている事業やブロックチェーン関係のお話しを中心に、最後は海外に身を置くことで見えてくる日本の課題についてもご意見伺いました。
インタビューハイライト ”今回の金言”
- カナダへ赴任する前までは、日本の技術はすごいし、もっと世界に広がっていくのではないか?と考えていたのですが、海外に出てみると全然そんなことないということを痛感させられ、それが悔しかった、という想いがあります。日本の国際競争力の低下について、私も明確な解を持ち合わせてはいないのですが、方向としては、自分たちだけでやっていても絶対に勝てないと思うので、なんとかして大きな力を生み出していくためにも、いろんな人たちを集めてエコシステムを作っていく、アライアンスを組んでいく、というのは必須条件なのではないかと思っています。また、局所最適ではなく全体最適を目指して業界をどうデザインするか、という考えを持って進んでいくことが必要なのではないかと考えています。
- ブロックチェーンじゃないとできない領域というのは多分少ないだろうと思いますが、ブロックチェーンの方がより適しているだろうという領域はあると信じています。今まで記録も何もされなかった情報を記録して共有することで透明性を担保しよう、といった取り組みはブロックチェーンに向いているかもしれないと考えています。
- とかくデマンドレスポンスやVPPはトップダウン方式で系統運用者が発動したいタイミングで指令が出され、その指令に応じてアグリゲーターがリソースをコントロールするという一方向の取引になりがちですが、DERを保有するエンドユーザーが意思表示することのできるプラットフォームを構築したいと考えています。
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記事執筆日: 2020年9月2日
執筆責任: GreenTech Labs